拝啓 31歳の薮くんへ
薮くん、31歳のお誕生日おめでとうございます🎂
31歳のお誕生日をお祝いするにあたって、沢山のことを考えました。2021年が幕を開け、新しいカレンダーを捲り、心新たにスタートした「1月」。一年の始まりである「1月」は、わたしにとってとても大切な1ヶ月。
その最後の日。最愛の人が生まれた日。
30歳の薮くんをお祝いした頃、30歳の薮くんがステージに立つ姿を当たり前に見れると思っていました。だけど、世界は思い通りに動いてはくれなかった。新型コロナウイルスにより、「ジョセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート」が全公演中止となり、様々なエンターテインメントが2020年から姿を消していきました。だけど、そんな中でわたしは薮くんからかけがえのないものを沢山与えてもらったように思います。
その中でも大きかったのが、「JUMPaper」での更新、通称「やぶぺ」です。会えなくとも、姿が見えなくとも、「言葉」で繋がることが出来ると、薮くんに教えてもらいました。 薮くんが綴る言葉に、沢山の笑顔と幸せを与えてもらいました。不安が渦巻く状況の中、大袈裟かもしれないけれど、わたしにとって毎日薮くんが言葉を綴ってくれる「やぶぺ」は心の救いで、一筋の光のようでした。
だから、31歳のお祝いの"贈り物"は、「言葉」にまつわるものにしたい。そう思いました。
ファン側であるわたしたちが、離れていてもアイドルと繋がることが出来るものを考えて辿り着いたのが、「ファンレター」でした。わたしは筆まめな方ではなく、今までファンレターを出すのは年に1〜2回程度でした。だけど、2020年は沢山の「言葉」のプレゼントをしてくれた薮くんに向けて、例年以上にお手紙を送った年でもありました。
そんな中で気付いたこと。
今までファンレターを送るときは、スマホのメモアプリに下書きをして、推敲をして書くことが多かったけれど、初めて「下書きをせずにお手紙を書く」ということを始めてみました。一番素直な想い、一番鮮度の高い言葉。それは、時に重すぎる想いに溢れていて、とても美しいだけのものではなかったけれど、わたしは自分が書いたお手紙の内容を読んで、「こんなに優しい文章が書けたんだなぁ」と初めて思えました。
それから。レターセットを選ぶ時間がすごく楽しくて、ワクワクしながら素敵なレターセットを探すことが増えたこと。2020年10月14日のやぶぺにちなんだ、金木犀のレターセット。宇宙や天体が好き、と話していた薮くんがとても好きで選んだ月の形のレターセット。「富士担」と豪語していた薮くんにしか送れないであろう(笑)、富士山のレターセット。「Fab! -Music speaks.-」の童話にちなんだ、童話モチーフのレターセット。
素敵なレターセットを見つけるたびに、薮くんにお手紙を書きたくなる。わたしにとって「ファンレター」は、薮くんに認知してもらうとか、覚えてもらうとか、"わたし"という存在を薮くんに認識してもらう手段ではなくて、どこまでも一方的な「愛」の証に近い。封を開けた時、手紙を手にした時、薮くんが少しでも笑顔になれば、と思いながら、手紙の向こうに見える薮くんの表情を想像して、少しでも薮くんの笑顔の"理由"になれたら、と思いながら選ぶ。わたしにとって「ファンレター」はそんな存在でした。
舞台俳優さんや、他のアイドルと違って、ジャニーズアイドルに唯一出来る"贈り物"、それが「ファンレター」だと気付きました。
だから、特別なものにしたい。
31歳になった薮くんに向けて、わたしなりのささやかな「プレゼント」をしたい。そう思って選びました。
『オーダーメイドレターセット』
今回、オーダーメイドのレターセットを作るにあたってお願いしたのが、「箔押し印刷の専門店 あさだ屋」さんです。
色々なサイトがある中、あさだ屋さんでは黄緑のレターセットを取り扱っていたので、制作をお願いしました。
デザインはフリー素材を少し加工したものに。(※二次加工・使用可能のもの)
薮くんのソロ曲「流星の詩」をモチーフに流れ星のデザインと、サッカーボールのデザインに⚽️⋆
そして、迷わず選んだ「You are my light.」という言葉。わたしがHey!Say!JUMPで一番好きな楽曲、薮くん作詞の「切なさ、ひきかえに」より引用しました。「あなたはわたしの光」、そんな想いを込めてデザインしました◎
シンプルだけれど飽きのこない、何度送っても「貴方が好きです」と一目で伝えられるような。世界でただ一人、薮くんにだけ送るレターセット。
箔押しのカラーにも拘りました。公式側から「皇帝」と称される薮くんにちなんで、箔の色は絶対にゴールドにしようと考えていました。あさだ屋さんの箔は迷うほどに沢山の色があり、その中で選んだのが「つや消し濃赤金箔」です。「赤」は薮くんが昔背負っていた色。今は「赤」ではないけれど、薮くんの過去も含めて大好きなわたしにとって、さりげなく「赤」が散りばめられているこのカラーがぴったりだな、と思い選びました。
ロット数は100部。100回、薮くんにお手紙を書きたいなぁ、なんて考えながら。
そんなことしないと思うけれど、薮くんはミルクを沸かして飲めるくらいの量のラブレターを貰っているんだろうな、って わたしのラブレターは燃えるような愛が詰まっているから、よく沸くと思います
— Ruco (@82yb_) 2021年1月6日
薮くんが、「こんなに愛されている」と思えるくらい、ラブレターを送りたい。時にそれは、迷惑なものとなりうるかもしれない。それでも、届けたい「好き」が、「想い」が、「言葉」がある。ブログにも、ツイッターにも残さない、薮くんに"だけ"伝えたい言葉。
わたしはそれを、"ファンレター"という名のラブレターに載せて、ポストに投函する。キスをする気持ちで切手を張り、抱きしめる気持ちで大切にポストに入れる。
実際、薮くんにわたしのお手紙が届いているか、届いていても読んでもらえているかは、わからないけれど。もし、一つだけ繋がる世界があるとしたら。わたしはその「可能性」に賭けたいと思う。
薮くんが「やぶぺ」に残してくれた言葉のように、離れていても届けることが出来る「愛」を薮くんに贈りたい。そして、その「愛」を綴る場所は、特別でありたい。わたしの「愛」が端から端まで詰まったこのお手紙が、どうか薮くんの元に届くことを願って。
31歳の薮くんに、このレターセットで沢山の「好き」を届けていけたらと思います。
最後になりましたが、薮くん、31歳のお誕生日おめでとうございます。貴方の未来がこの先もずっとずっと輝いていますように!
愛を込めて。
Ruco (@82yb_)